【質問回答集】本業+αの働き方 未来を広げる- 副業兼業セミナー

    こちらのページは10月8日(火)に開催した「本業+αの働き方 未来を広げる- 副業兼業セミナー」で皆さまからいただいた質問に対しての講師からの回答を記載したページです。(公開期限は11月29日(金)までです。)

    質問講師からの回答
    1長く続けられるポイントなどがあれば、教えていただきたいです。スキルの習得や時間の捻出など様々なポイントがあげられますが、特に以下のポイントが重要だと考えています。
    ①ご自身が興味のあること
    ・興味を持てる分野であれば、知識やスキルを習得、アップデートしながら継続できます。
    ②アウトプットできる環境を整備すること
    ・副業で最も難しいのは、営業活動です。自分自身で仕事をとってくるのは(最初は特に)難しいため、例えば既存のプラットフォーム(サイト、アプリ等)を利用するなど、現在のスキル、知識をすぐにアウトプットできる環境を整えておくと良いでしょう。
    副業・兼業に「向いている、いない」は仕事内容や目的によっても異なりますので、以下は私見を交えた一般的な回答となります。
    2抽象的な質問で申し訳ないのですが、副業兼業に向いている・向いていない性格などはありますでしょうか。副業・兼業に「向いている、いない」は仕事内容や目的によっても異なりますので、以下は私見を交えた一般的な回答となります。

    副業や兼業に向いている方の傾向>
    ・自己管理能力が高い:時間管理やタスク管理が得意な人
    ・柔軟性がある:変化に対応できる適応力のある人
    ・学習意欲が高い:新しいスキルや知識を積極的に習得できる人
    ・自律性がある:自ら目標を設定し、行動できる人
    ・ストレス耐性が高い:複数の責任を負うプレッシャーに対処できる人

    <向いていない(可能性がある)方の傾向>
    ・優柔不断:決断力に欠ける人
    ・完璧主義:細部にこだわりすぎて効率が落ちる人
    ・変化を好まない:新しい環境や状況に適応するのが苦手な人
    ・集中力が続かない:長時間作業や複数のタスクの切り替えが苦手な人
    ただし、これらは一般的な傾向であり、個人の努力や環境によって克服できる部分も多いです。自己分析を行い、自分に合った副業・兼業のスタイルを見つけることが重要です。
    3週2日で働き生活保護を受けながら生活してますが、低所得者の人間にも副業などをおこなう資格などはあると思いますか。まず、副業・兼業は、所得の多寡に関わらず、誰にでも行う資格はあります。
    むしろ、現状の収入に満足されていない方こそ、「収入を増やす有効な選択肢の一つ」として副業を検討しても良いのではないか、と個人的には考えています。

    <以下は僭越ながら、副業を始められるにあたってのアドバイスです。>
    ①これまでの経験や趣味、得意なことを見直してみてください。それらが思わぬ副業のチャンスにつながる可能性があります。
    ②PCやスマートフォンなどを通じて、在宅で気軽にできる仕事も増えています。例えば、データ入力やAIツールを活用した文章作成など、特別なスキルがなくても始められるものもあります。
    ③いきなり大きな収入を得ることは難しいかもしれません。まずは小さな仕事から始めて、徐々にスキルや実績を積み上げ、段階的に収入を上げていく方法もあります。
    以上です。参考になれば幸いです。
    4副業とは関係ないかもしれませんが、専業主婦が復職するにあたって何かアドバイスがあればお願いします。以下の通り、復職にあたってのポイントを解説いたします。
    <ご経験のおさらい>
    ・以前働いておられた際のご経験、ご実績を振り返って、復職後の業務に活かせるスキルと、アップデートが必要なスキルに分ける
    ※必要に応じて、新しいスキルを習得する(例:パソコンスキル、語学など)
    <相談できる環境の整備>
    ・復職後、何らかの問題が起きた際、悩みを相談できるような環境面(ご家族以外に、信頼のおける上司や同僚を見つける、同じ境遇の方々とのコミュニティに参加する、など)
    <最新の労働市場や就職活動の理解>
    ・以前とは労働市場や求められるスキル、就職活動の方法など、さまざまなことが変わっている可能性がある
    →まだ就職先が決まっていない場合は、これらを理解した上で活動を行うと良い
    <家族のサポート>
    ・家事の分担など、今一度話し合う
    ・同居以外の親族や地域のコミュニティを含めて、物理的、精神的なサポートを得られるようにしておく
    <その他>
    ・主婦経験で培ったスキル(マルチタスク能力、危機管理能力など)も、就職活動での強力なアピールポイントになる
    ・復職にあたっての目的(仕事内容、勤務場所、時間、収入)を、明確にしておく
    5クラウドソーシングサービスを利用する時、ぜひ注意すべきことを教えていただきたいです。副業関連のクラウドサービスを利用する際の注意点として、以下の通り回答します。
    <契約内容の確認>
    ・報酬条件、納期、著作権の帰属などを必ず確認する
    ・不明点があれば、サービス提供者やクライアントに質問する勇気を持つ
    <自己の能力を理解する>
    ・自分のスキルや経験に見合った仕事を選ぶ
    ・能力に見合わない無理な受注は信頼の低下やストレスの原因になる
    <時間管理とスケジューリング>
    ・複数の案件を同時に進める場合は「無理のない」スケジュールを立てる
    ・締め切りに余裕を持たせ、成果物のクオリティを落とさないようにする
    <セキュリティとプライバシー>
    ・個人情報の取り扱いにはくれぐれも注意する(会社のように守ってくれない)
    ・クライアント情報や作業内容の機密保持を徹底する
    <サービスのルールを遵守>
    ・クラウドソーシングサービスの利用規約やガイドラインを熟読し、遵守する
    ※ルール違反は重大な法的責任を負うことにもなりかねない
    <適切な価格設定>
    ・既出の同業者が設定する価格を参考にし、「高すぎず、安すぎない」価格設定を心がける
    6税金関係や法律的な問題が多々あり、年度によっては変更もありますので、法律の解釈・補足がいただければ良いなと思いました。大変申し訳ありませんが、私自身、法律の専門家ではないため、法律の解釈及び補足は控えさせていただきたいと存じます。
    一方、セミナー中でお話しした内容は、弁護士さん、社会保険労務士さん、税理士さんなどの専門家の他にも、税務署や労働局、ハローワークなどの公的機関でもご相談いただけますので、ぜひご検討いただければ幸いです。
    7高単価への道筋はどのようなきっかけで生まれたのでしょうか?専門性を高めたり、マニアックな題材(珍しい研究など)を究めたりしたのでしょうか?高単価への道筋は人によって様々ですが、以下に私個人のステップをお話しさせていただきます。
    <実績の構築>
    ・単価の低いお仕事を中心に「量」をこなし、クラウドソーシングサービス上で実績を作る
    ・受注実績や高評価を積み重ね、信頼性を向上させる
    <自己ブランディングの強化>
    ・新しい仕事やスキルを獲得した際、ポートフォリオをタイムリーに更新する
    ・副業市場での自身の価値を継続的に高めていく
    <ネットワーキングの活用>
    ・過去のクライアントと定期的に連絡を取り、関係性を維持する
    ・単なる営業活動ではなく、情報交換を通じて新しい仕事の受注や紹介につなげる
    <フィードバックの徹底活用>
    ・クライアントからの指摘事項を極めて重要視し、次の仕事に必ず反映させる
    ・改善点をクライアントにアピールし、信頼関係を強化する
    <品質とレスポンス速度のこだわり>
    ・成果物の品質向上に努める一方、レスポンスの速さを最優先事項として心がける
    ・クライアントの期待を常に上回るサービスを提供する
    <継続的な自己投資>
    ・クライアントの期待値を超えられるよう、知識面での自己投資を惜しまない
    ・業界トレンドや新技術の習得に積極的に取り組む

    ★これらのステップを地道に実践することで、徐々に信頼と実績を積み上げ、結果として高単価の仕事を獲得する機会が増えていきました。
    私を含め多くの方にとって、高単価の道筋は一朝一夕には達成できませんが、今できることを一つずつ積み重ねることで道が開けるのではないかと考えています。
    8美容関連の仕事に長く就いています。今の仕事を活かして復職する場合どのような事が出来るのでしょうか?何かアドバイスがあれば教えてください。得意、不得意があるためあくまで私見となりますが、一例を挙げさせていただきます。
    <オンラインカウンセリング>
    ・オンライン通話を利用した肌診断やアドバイス提供
    ・個別のスキンケアプランの作成
    <美容コンテンツの制作>
    ・ブログやSNSでスキンケア方法や美容情報を発信
    ・電子書籍やオンラインコースの作成
    <美容製品のレビューや販促>
    ・アフィリエイトマーケティングを活用した美容製品の紹介
    ・インフルエンサーとして化粧品メーカーとのコラボレーション
    <在宅エステサービス>
    ・顧客の自宅を訪問したサービス
    ※感染症対策の徹底が必要な他、一定のリスクは考えられる
    <美容セミナーの開催>
    ・オンラインや少人数制のセルフケア講座の実施
    ・企業向けの美容健康セミナーの企画・実施
    →以上はあくまで参考です。あなたの強みや興味に合わせて選択し、段階的に取り組んでいくことをお勧めします。

    ※個人情報保護のため、いただいた質問内容で個人情報を含む部分は割愛して掲載しています。

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